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こだわりの食を求めて 取材日記

2002/05/24 青木さんの巣蜜<その2>

4月某日。いつもは身軽な1人での取材旅行なんだけど、今日は夏号の特集記事の取材とあって、腕のいいディレクターとカメラマンと駅で待ち合わせ。特急の停車駅とはいえ、鳥のさえずりといい緑の多さといい、さすが九州の田舎町。のどかなもんです。

早速、生産者が待つ養蜂場へ向かい、注意深く傾斜の急な、けもの道を登り、ミツバチたちと再会。するまえに、完全防備しなきゃ。「今日、買ってきたばっかりたい」と言っておじさんから渡されたプラスチック製の麦藁帽子型ヘルメット&ハチよけの上半身を覆うネット、ゴム手袋も忘れずにがっちりガードよ。

ミカンの木の下に等間隔に置かれた巣箱には、幅4cmくらいの木枠が6、7枚納まっていて、そのなかの1枚を引き上げてもらうと、そこにはミツバチ達が何日もかけて集めた黄金色の蜜がたっっぷりと詰まっている。巣箱の周りには相変わらずミツバチがブンブン回っているんだけど、このミツバチたちは、この枠いっぱいの蜜を集めるために、一体どのくらい花と巣箱とを往復しなければいけないんだろう?ということを考えると、ご苦労さん、と声をかけてしまった。DNAに組み込まれているとはいえ、その必死な姿には、グッと心動かされるものがありますよ。「働きバチ」という呼び名はダテじゃないなと素直に感心してしまう。自慢じゃないけどわたしだって働き者を自認してたけど、あっさり白旗です。さっきまでは、ハチに対しての警戒心MAXのわたしだったけど、もしこの場で間違えて刺されても、それはミツバチが巣や蜜を守ろうとして命と引き換えに刺した一刺しだと思うと、文句は言うまいという気分にさえなってしまう。

彼ら、有能なミツバチたちが集めてきた蜜は、木枠ごと遠心分離器に入れて、木枠から蜜を振り落として採蜜して、それを少しの間、静置してから瓶詰めします。蜜の中に水飴や古くなった蜜を混ぜたりするような会社もあるようだけど、そんなことしたら、せっかくミツバチが集めてきた努力をを曲げてしまうようで、ちょっとイヤよね。「青木さんの巣蜜」は、もちろんマゼモノなしの蜜だから、こうして取材にきてるんだけど、うん、やっぱりいい蜜だなぁ。

つづく。


青木さんの巣蜜 1箱
青木さんの巣蜜 2箱

<青木さん・森川さん>のこだわりを余すことなくご紹介

こだわり倶楽部

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