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こだわりの食を求めて 取材日記

2003/11/07 伝統の道産柳葉魚&乾燥柳葉魚<その1>

フランス出張の余韻を引きずりながらも、生産者からの『来週中に来ないと、今年はもう間に合わないよ。』という電話に慌ててスケジュールを調整し、飛行機のチケットを手配。日帰りのため早起きは免れないけれど、天気も良さそうだし、なんといっても、フランスの取材で言葉の壁にぶち当たったばかりのわたしとしては、日本語が通じる生産者というだけでも、とても嬉しい。約2ヶ月ぶりの北海道で、すっかり葉が落ちた木々やススキの穂を横目にレンタカーで約1時間の旅、快調でございます。

そして到着したのは、鵡川の町。目指す食材は、本物のししゃも。なぜわざわざ「本物」というかというと、よくスーパーなんかで売られている「ししゃも」は、多くの場合、遠洋で獲れる「キャペリン」という魚を代用して売っている場合が多かったんです。(今は原産地の表記が必要なので、以前ほど堂々とニセモノが出まわることも少なくなりましたが)しかし、わたしが取材に行ったししゃもは、もちろんそんなんじゃございません。正真正銘の北海道産のししゃもです。このししゃもは、北海道の鵡川地区から、遠くても厚岸辺りのごく限られた海域でしか獲れない稀少な魚。

ちなみに、ししゃもは漢字で柳葉魚と書くんですが、それには心温まる言い伝えがあるんです。

昔々、ある冬のこと。この地は、あまりの寒さに猟もできず、作物も枯れ果て、海も時化て、全く食べ物がなくなったんだそうです。そしてここに住む人々は、あとは飢えて死ぬだけ、というほど辛い状況になったとき、神様が人々を哀れんで、柳の葉を川に流し、それを魚に変えて、人々の飢えを救ったんだそうです。柳葉魚という漢字は、この言い伝えからきているのだそうです。

そのししゃもの漁は10月1日から、ししゃもが川の遡上をはじめるまでの約1ヵ月半ほど。短いですよね。ゆえに、生産者からの「来週までよ」という言葉に慌ててしまったのです。

ちょうどお昼前に生産者の元に到着し、まずはご挨拶。店内には多くのお客さんがいて、店の奥では買ったばかりのししゃもをホットプレートで焼いて食べている姿も。う・ま・そ〜です〜。すると、生産者の方から「せっかくこんなとこまで、来てくれたんだから、ししゃも食べていってね」というありがたいお言葉。もちろん喜んで!「それにね、この時期にしか食べられないものもあるから、それも食べてみてね。」え〜っ。なになに?この時期にしか食べられないものって・・・、何?

つづく。

生干道産柳葉魚(メス)
生干道産柳葉魚(メス/オス)
珍味柳葉魚

取材時の写真

取材時の写真

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