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こだわりの食を求めて 取材日記

2003/05/16 スピカのこだわりパンセット<その1>

「セコムの食」を長く愛用していただいている方には、もうすっかりお馴染みの「スピカ」のパン。国産小麦と自家製の天然酵母で焼きあげるパンは、ずっしりとしていて天然酵母ならではの、ほのかな酸味がホントいいの。ふっくらふんわりしたパンが好きな方には、最初は少々重めに感じるだろうけどそれでも、食べてみるとゆっくりと小麦の甘みが広がってきてパンの新たな美味しさ発見!のきっかけになると思います。

そのスピカさんに、今回は「セコムの食」スタッフ歴2ヶ月の新スタッフがお邪魔して、スピカのパンができるまでを取材、というよりどちらかというと『現場実習』 (^.^) してきました。パン屋さんの朝は早い。それに合わせてスタッフも6時には店に入り、店主の降矢さんの元で修行中の方々に混じって、小麦を石挽きするところから始まる一連の過程を見学させていただきました。

多くのお店がそうですが、パン屋の開店までの慌しさったら、そりゃスゴイ。特にスピカの場合は少量多種生産だから、生地も練りこむ素材も発酵時間だってバラバラだから、その分、かなり神経を使っている様子。降矢さんは仕事に対して妥協を許さない方で、工房内はピンと張ったような緊張感と降矢さんの的確で厳しい声、そしてその間を機敏に動きまわり、少しでも降矢さんの技術を自分のものにしようとする若いスタッフたちの真剣な視線で、かなり濃い空気が漂っています。

なかでもスタッフが「驚いた」というのは、降矢さんが生地に触れるときの手さばき。あれは経験を積んだ人でなければ、出来ないですよ〜。例えていうなら、生まれたてほやほやの赤ちゃんを抱えるときの手つき。新生児ってふにゃっとしているから、抱えるときは優しくゆったりと、でもしっかりと細心の注意で起こしたり受け取ったりしますよね。それと同じような扱いで、愛しむように生地に触っているんです。それはもう、すごいです、はい。

そして感心しているうちに、10時半を過ぎたあたりから、焼きあがり始めたパンの香ばしい匂いが少しずつ緩やかな雰囲気にしてくれ、11時の開店に向け、店頭には焼きたてで勢いのあるパンが並べられていきます。ほんと〜にスピカの店内は、香りがいいの。確かに、パン屋には香ばしい香りが付きものだけど、スピカはクロワッサンなど数点にしかバター類を使わないから、香りがとても軽くて温かいんです。そして、せっかくだからと焼きたてのパンをいただくことに。。。。。そうなの〜。待ってたの〜。朝からずっと、焼き上がりを心待ちにしてたのよう!、、、、、と。

つづく。

スピカのこだわりパンセット

<降矢さん>のこだわりを余すことなくご紹介

こだわり倶楽部

取材時の写真

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