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大分の田舎でみつけてきた柿の葉すし。美味しいんだけど、生産者のだみ声のおじさんがコワソ〜。(>_<)
だけど、負けるまい。美味しいものにたどり着くためなら、艱難辛苦を乗り越えますがね。ということで、再度の大分。そしてまた、日帰り強行軍。でもいつものことだし、もう慣れっこさ。たまに超・遠回りをくわされて、大嫌いにもなるけれど、田舎の山道や町道(県道より細い)を進むには、カーナビは頼もしい。
そして、見事予定通りにたどり着いた割烹は、地元に根付いた感のある年季の入った一軒でした。中にはいると、電話口で大きなだみ声をだして、セコムとアコムを間違えたおじさんが、でーんと座っていて、だけど、想像していたよりも気のいい感じ。話していてすぐに、実は九州らしい豪快なおじさんだということが判明。よっしゃ、よっしゃ。仲良くなれそうや。
営業時間の合間を縫っての取材だし、てきぱきとやりますか!
まずは、今回取材をお願いした趣旨や「セコムの食」の考え方などを説明。それから実際に作っていただいて、原材料や製法を取材。実際に柿の葉すしを作っているのは、奥様の高野廣代さん。廣代さんは奈良県の出身で、柿の葉すしが大好物。ご主人が地元に戻るのと一緒に大分に転居してからは、いろんなメーカーの柿の葉すしを取り寄せては、食べていたのだそうです。
そのうち、自分で作ってみたところ、それがなかなか評判で割烹のメニューに加えたところ、大人気となってしまい一人歩きしはじめたんだそうです。とはいえ、他店へ卸すことはほとんどしてなくって、わたしが道の駅でみつけたのは、超偶然かつ超ラッキー。だみ声の高野さんも「うちの方こそ、いのくちさんにみつけてもらってラッキーじゃったわ〜、がぁっはっはぁぁぁ」と喜んでくださいました。割烹かわなみがある佐伯市は、活きのよい魚が揚がることから町を挙げて「寿司の町」として全国にアピールをしているところ。佐伯の寿司は、なにしろネタが大きいのが特徴で、いやホントに大きいの。
そのなかにあって、ネタも薄い押し寿司の柿の葉すしが人気だというのは高野さんが、丁寧に仕事をしているからゆえ。
ぎゅっと詰まった柿の葉すしを、ポンと口に放りこむと薄めのネタとシャリの一体感、それから穏やかな酢の味わいが広がって柿の葉の香りがほのかに上品さを添えてくれるのであります。
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柿の葉すし鯖27個
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柿の葉すし鯖15個/鮭12個セット
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この取材日記は、メールマガジンに掲載されたものを再編集したものです。
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