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こだわりの食を求めて 取材日記

2005/05/20 昔つくりかつおのたたき その1

すがすがしい青空のなか、わたしを乗せた飛行機はほとんど揺れることもなく、5分遅れで今回の目的地・高知空港に到着。

生産者の方が待っていてくれているはずなので、急いで到着ロビーに向かいながら、携帯を確認したら会社から「至急連絡くれたし」メールが入っている。


会社では食のスタッフがカタログの校正の真っ最中なので、新商品や既存商品についての確認事項が、てんこ盛り。

「あれはこう、それはそう、そっちはこんな感じで」と指示を出しているうちに、飛行機を一番に降りたはずがとうとう最後の乗客に。


まずいまずい!と慌てて走り、ロビーに飛び出ると、ひとりポツネンと待っている方が。


『あの、、、いのくちさんですか?』

「そうです、そうです!すみませ〜ん、ごめんなさい、遅くなっちゃってっ」

『いやいや、大丈夫ですよ。じゃぁ、行きましょうか?』

「はい、お願いします」


の車に乗り込み、商品の待つ加工場までの約30分の道のりは、途中から真横にキラキラと輝く海が広がりとーっても気持ちいい。


土佐の海は、いつみても海の色が力強いのよね!


この日、わたしが遠路はるばる求めてきた商品はこれ。


これは数年前からご紹介している商品なんですが、わたし自身はなかなか取材にくる機会がなくて、今回やっとのことで念願叶い、現地へ来ることが出来ました。


どうして、わたしがそんなにしてまでこの取材に来たかったかというと、、答えは簡単!だって、ホントーに美味しいんだもん。 (*^.^*) 

かつおのたたきを焼いている工場は、坂本龍馬で有名な桂浜の近く。浜から流れてくる潮風には、春らしい暖かさが感じられ、その心地よさに、日帰り出張の慌しさなんてすっかり吹き飛んじゃったみたい。


工場につくと、一旦事務所のほうに案内されてて、一息いれたあと、鰹を焼いているところに移動。


作業場では、たたき職人が、鉄で囲んだ焼き場の前に座り、たたきを大きな網に乗せているところ。


『お邪魔しまぁーす』と大きな声で挨拶し、早速、出張バッグから一眼レフを取り出して首から提げ、携帯(カメラつき)をポケットに突っ込み、使い慣れた手帳を、テーブルの端っこに置いて、準備は万端。


さぁ、いつでも焼いてください。たたき!


『いいんかね?じゃぁ、焼くよ』と松の葉を炉のなかに大量に投げ込み、火をつける。


するとまぁ、あれよあれよという間に、一気に火が燃え上がり火の勢いたるや、驚くほど強く、一瞬その火に気を取られていたらいきなり膨大な灰煙に包まれそうになり、あわてて雨森さんのいる方に避難!


燃えはじめから、こんな勢い


『この煙が服に付いたら、飛行機のトイレのけむり感知器が鳴るかもしれんよ』と雨森さんがからかうくらい、すっごい煙たさ。 


その、燃え盛る火のなに鰹を乗せた網をのせて一気に焼き目をつけるのですが、これがまたすごい迫力!

焼いてるときは、もっとすごい


すごーい。現地にきてよかった〜。おもしろーい!たべたーい!

「これって、どれくらい火のなかに置いておくんですか?」というわたしからの質問に、『どのくらいだと思う?』と雨森さん。

うーん、どのくらいだろう?う〜ん?


つづく。
     
 
昔つくりかつおのたたき

焼き手の依光建英さん

取材時の写真

取材時の写真

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この取材日記は、メールマガジンに掲載されたものを再編集したものです。
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