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こだわりの食を求めて 取材日記

2005/07/15 沖縄の3つの島のかちわり黒糖

性格上、わたしはいつでも慌しいのですが、特に年4回発刊するカタログの制作時期には、それがさらに増し、お上品な言葉が消え、眉間にシワができ、なんとなぁく、隣に座っているヨシダさんがわたしとの会話を避けるようになる。

原稿締め切りまでの日数よりも、取材先の数が超えるのはいつものことで、そうなると、土日に休みたい、などという発想すらなくなり、ひたすら一人で生産者のもとを訪ね、レンタカーで全国を旅するのであります。

そして、その取材が幸か不幸か、いや絶対に幸なんだけど、あまりにも楽しくてすっかりこの仕事にハマってしまっているのですが、でもそれでも忙しいには変わりない。

そして「あ〜、もう忙しい、忙しい。わたしがもう10人欲しい!」と大騒ぎしていた2005年3月。

『今月を逃したら、あとは冬まで製造しませんよ』という声に弾かれ、なんとかギリギリで都合をつけ、向かった先は、沖縄の島々。

2004年夏号では、たった2日間で完売した小浜島の黒糖。その反省を踏まえ、今回は確保数を倍以上に増やし、小浜島の他に西表島と粟国島の黒糖を加えた、3つの島のセットにバージョンアップすることに。

その現地取材のために、今年の初めには沖縄に向かうはずが、3つの島の製糖工場との調整がうまくいかなかったり、昨今の天候不順で出発を延期しているうちに、気が付けば3月。

それも『少しはゆっくりできるかも (^^♪』というかすかな期待とは裏腹な、休日返上の、恐ろしく過酷なスケジュール。

出張当日、沖縄だしね〜♪、と薄めの服をバッグに詰め、羽田に向かい、搭乗。 約2時間の快適な空の旅のあとに那覇でわたしを待っていたのは、ため息が出るほどドンヨリ〜の雲。でも、まぁ、負けるまい。 大丈夫だ。

ホントならこのまま乗り継いで石垣島に行くはずだったんだけど、先方との調整ができず、この日は、わたしが大好きなこの商品のところにも顔を出すことに。

らふてー
の2度目の取材になるこの日は、今後の新商品についての打ち合わせと、畜産加工場や豚舎を数ヶ所取材することに。

でも、ここで生産者の宇良さんから提案が。『うちが今、セコムさん向けに提供している豚肉の豚舎に行くとすると、いのくちさんの今回のスケジュールだとちょっと厳しいので、今日は近場の豚舎や畜産加工場を何ヵ所か見に行くことでいいですか?』

そうですね、じゃ、そうしましょう。 ということでこの日は、元気な豚の肥育現場を取材することに。

清潔な豚舎あり、ビミョーなところもあり、幻の豚といわれるアグーの原種と他の豚の違いなどもいろいろと飼育農家さんから教わり、「沖縄の豚肉ならわたしに任せて!」的な心境にもなりました。どうしてすぐ調子にのるかな、わたし。

で、宇良さんと別れ、ホテルに帰って、ひとりご飯しながら、明日の予習。

まず、朝イチの船で粟国島に渡り、粟国島の製糖工場やサトウキビの収穫現場を取材、午後には飛行機で那覇にトンボ帰り、そのまま夕方遅くには石垣島行きの飛行機に駆け込む予定。

石垣島では、ひとり焼肉を堪能し、例の居酒屋にも行っちゃおう!

そして翌日は、これまた朝イチの船で西表島に向かい、各所を取材。午後からは小浜島に移動し(もちろん船)、同じくできるだけ多くの方から話を聞いて、その足で石垣島に戻り、空港から那覇経由で羽田に向かう。

ふぅぅっ。息つく暇、多分ないし、どこかの船に乗り遅れでもしたら、このスケジュール、とんでもないことになりそう。今日は泡盛も控えめに、ゆっくり寝るかな。。。zzz。

で、翌日。

起きると小雨で、思ったよりもぜんぜん寒い。東北の秋みたいに寒い。慌てて、昨日着ていた上着を来ようと思ったら、、、、ぎゃーーっ。 豚舎の匂いが泣きたいほど染みついてるっ!! (@_@;)

きのうずーっと豚と居たせいだ。これじゃ上着が着れないよぅぅ。明日が沖縄の海開きっていうから、上着一枚しかもって着てないのにぃぃ。さぶい〜〜っ。

あーん、でもしょうがない。悩んでる時間も服もない。急いでチェックアウトして、タクシーに乗り「フェリー乗り場まで、お願いします」。

乗り場では、いくつか窓口があり、それぞれ切符を売る女性が座ってる。まだ時間はあるけれど、一応、出航時刻の再確認をしようと、『粟国行き』と書かれた窓口に向かうと、、。

えーーっ。欠航??うそーっ。冗談でしょ?だって波、荒れてないじゃん!!

「ホントに欠航なんですか?なんで?次は?」と矢継ぎ早やに質問するわたしに、窓口の人は、沖縄らしいのんびりした口調で、この辺りの海は荒れてはいないが、途中がかなり荒れていて、今日はもう無理と告げる。

じ、じゃ、飛行機は?確か、今から空港に行けば、間に合うはず。朝イチ便は満席だったけど、2便ならなんとか乗れるかも。慌てて、近くの公衆電話から運行状況を確認すると、一応は飛ぶ予定だという。だけど、帰りの便が欠航になる可能性が高いともいう。

どうしよう、どうしよう。粟国島に渡るのは、10人乗りくらいのプロペラ機。運よく、粟国島に渡っても、戻ってこれなきゃ、昨日予習したスケジュールは、全てパー。

とりあえず、落ち着きを取り戻すためにも、ヨシダさん(上司)に携帯からメールして、現状報告。 土曜で休んでいるところ、申し訳ないなぁ。。。。すると、ヨシダさんから折り返しすぐに電話が鳴り、『大丈夫かぁ?』

第一声を聞いて、わたしの上司って、なぁんて優しいんだろ〜!と思ったんだけど、その後話していると、どうやらニュアンスが違う。

わたしの置かれた状況を、ぜったいに楽しんどる。(ーー;)確かに、わたしもヨシダさんが現地からの電話で大雪だと聞いて、プフッと笑っちゃったこともあったから、人のこと怒れないけど。

も〜、自分でなんとかしますよ。考えますよ。でも、どうしよう、どうしよう。 粟国島、今回逃がすと来年だし。。

それにしても。さ、寒すぎるぅ!

 ・・・つづく

沖縄の3つの島のかちわり黒糖

取材時の写真

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