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こだわりの食を求めて 取材日記

2006/12/01 やわらかジンギスカン

数年前から、都内を中心にジンギスカンブームが起こったこともあり、ラム肉のファンになった方も多いのではないでしょうか?

生粋の「ジビエっ子」であるわたしはエゾ鹿やヤマウズラなどと同じくらい、羊の肉が昔から大好き。
ラム肉だってマトンだって、平気で美味しく食べちゃいます。
だけど食材を探すときに、こんなわたしを基準にしていちゃダメ、ダメ。

あくまでも、食材の個性を活かしつつも、より多くの方に好まれるような商品を探すようにしているのですが、そういう意味において、この商品はめちゃくちゃスグレモノ。

ラムらしさはしっかりとあるものの、親しみがもてる味で、しかしながら、よくありがちな画一的な味ではないから食べ飽きずに、ガツガツいける。

そして何しろもう、肉がね、柔らかいのですよ。まさに、四方八方北海道をいろいろ探し求めてやっとみつけたジンギスカンなんです!

わたしは早速、北海道旭川市に向かい、このジンギスカンの作り手である小滝さんを取材させてもらいました。

「ところで小滝さん、このジンギスカンはどうしてあんなに柔らかいんですか?」

『そう言っていただけるとホントに嬉しいですね。私はいかに美味しく柔らかく食べてもらうかに、3年もかけたんです』

「え?3年!」

『そうなんです。無添加のものが作りたかったので、なおさら大変だったんですけど、殆ど趣味にちかいレベルで作ったからかなり凝った商品になっちゃったんですよね』

小滝さんの会社は、旭川で長く肉の卸問屋を営んでいて地元以外の人にも広くジンギスカンを食べてもらいたいとブームに火がつくずっと前から、この商品作りに取りかかったのだそうです。

そしてやっとたどり着いたのが、たれにフレッシュな野菜や果物の果汁を使うことだったんです。

安易に化学的なものを使うのではなく、あくまでも自然なおいしさを求めた結果、すりおろした玉葱やりんごジュースなどが「肉を柔らかくしてくれているんじゃないですかね」とは小滝さんの弁。

それに、長く精肉業に携わってくるなかで蓄積されたノウハウ、たとえば肉の切り方や保存の仕方なども、おいしさに 大きなプラスになっていることは、間違いなさそう。

実は、このジンギスカンを選ぶときに、同じオーストラリア産の肉を使った商品を手当たり次第に買って食べ比べをしたのですが、ホントに図抜けたおいしさと柔らかさだったんですよね。

これなら、『においがダメなの』という方にも、きっと美味しく食べていただけるという、確信に近い自信をもったのを覚えています。

ラム好きはもちろんのこと、あまり馴染みがないという方も、是非1度、食べてみてくださいね。

〈取材・文 猪口由美〉
やわらかジンギスカン


取材時の写真

取材時の写真

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