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こだわりの食を求めて 取材日記

2006/06/30 大粒らっきょう その2

大粒らっきょうの生産者に会うため、この日のわたしは、日帰り往復1人旅、イン、宮崎。まずは、らっきょうが植えられている畑を取材して、栽培農家の松元さんにいろいろ話を伺うことに。

平地で養分豊富な松元さんの畑では、毎年歯応え抜群のらっきょうが採れるとのことで、「今年も宜しくお願いします!」と、畑に向かって小さな声でお願いした後は、古瀬さんの自宅兼加工場に向かいました。

加工場では、どこの生産者にも、商品に使用している原材料をみせていただくんですが、例えば醤油を使用している場合は、醤油の原材料までチェックして、場合によっては変えてもらうこともあります。

でも、古瀬さんは、最初からきちんとしたものを使ってらっしゃったので、何の問題もなし。よし、よし、ここまでは超順調。

次にわたしがやるべきことは、絵に描いたような不安顔の古瀬さんから、不安を取り除くこと。

飛行機は最終便を取っているから、時間はたっぷりありますよ。さぁ、何でも言ってくださいね。古瀬さんが、ボチボチと話し始めたところによると、わたしからの掲載依頼を受けたときから、何だかひとりでいろいろ考えてたらしいんです。

古瀬さんは、長く漬物の製造卸を行ってきていました。なので、漬物作りには自信がある。でも、らっきょうは商品化して間もないため、漬物に比べると自分の中でのノウハウがあまり整理されてない。

なのに、いきなりわたしが漬物ではなく「らっきょう」を指定してきたので、本当に自分とこの商品で大丈夫なんだろうかと、謙遜にも近い不安を持っていたんです。

とはいえ、昔かららっきょう栽培が盛んだったこの地では、殆どの家が自宅でらっきょうをつけるし、もちろん古瀬さんも小さなころから毎年漬けていた。そういう意味では、決して経験が浅いというわけではないし、味だって食感だって、抜群に美味しい。

何度も「大丈夫ですよ」というわたしの勢いに圧されて、古瀬さん少しは自信を持ってくれたみたいだけど、それでも、一掃という様子ではない。

あとは、不安は?ときくと、出荷が不安なんだという。

個人客への配送をこれまで一切やってことがないから体裁のいい箱もなければ、出張などで留守がちなので、常時出荷は不可能に近い、らしい。

わかりました。箱のことも出荷のことも、一緒に考えましょう。不安なことや気になることがあったら、いつでもわたしに電話をください。

それから、収穫と漬け込みの時期には、わたしもう一度宮崎に来ますから。そこで漬け込みの具合とか酢加減とか、調整しましょう。

大丈夫!一緒にやってきましょう!

ということで、今月上旬、再度、気合の満点で宮崎へ向かったのであります・・・・。

・・・・つづく

大粒らっきょう

取材時の写真

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