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こだわりの食を求めて 取材日記

2007/08/31 石かわの「天然鯛の胡麻茶漬」<その1>

ある日。グルメつながりの友達から、メールが届きました。

「わたしが良く知っているお店のご主人が、いのくちさんのところのカタログに掲載を希望しているんだけど、どうしたらいい?」

聞けば、その店は神楽坂にある「石かわ」という料亭。

店主の石川さんと話しているときに、「セコムの食」の話になり、先方から紹介をしてくれないかと言われたのだという。

友達の『石かわって知ってる?』の問いに
「あったりまえやん、名店やん。知ってるよ」とわたし。

『ぜひ、お店に食べに来てくださいって、仰ってるんだけど』

「それはNO。まずは実際の商品の方を試食させてちょうだいな」

だって、商品を選ぶ前に食事しちゃったりすると、冷静な視点で選べなくなっちゃうかもしれないし、分け隔てない状況で商品を選ばないと、作っている人たちに失礼だもんね。

堅苦しい考えだといわれることもあるけど、こればっかりは、譲れないんです。

この会話から程なくして、石川さんから届けられたのはきれいな梱包に入った、鯛茶漬でした。

開けてみると、ペースト状になった鯛の身のほか、海苔やあられ、それにダシがついている。
黄金色でとってもきれいな色をしているダシだなぁ。

で、早速、試食。

お茶碗に白いご飯を盛ったうえに鯛の身をのせて、かやくを散らしそこに、温めたダシをたっぷりと注ぐ。

鯛の身がダシと馴染み始めたところで、一口食べてみると、、。

おぉ〜!旨いよ〜。
ペースト状になっているものの、鯛の味がものすごく強くて香ばしくそこに練り込んである練り胡麻が、これまたパンチが効いている。

ダシもばっちり!
まさに「料亭の味」ともいうべき、上品で澄んだ味で、お吸い物として飲んでも、十分満足する味。

喜んだわたしは、早速、ご主人の石川さんに連絡し、試食を送っていただいたお礼と、ぜひ取材をさせていただきたいとお願いした。

『えぇ、是非いらして下さい』

かくして、わたしは神楽坂「石かわ」に向かったのでありました。

・・・つづく。

〈取材・文 猪口由美〉
石かわの「天然鯛の胡麻茶漬」

取材時の写真

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