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こだわりの食を求めて 取材日記

2007/09/07 石かわの「天然鯛の胡麻茶漬」<その2>

和食の名店「石かわ」の料理の〆を飾る「天然鯛の胡麻茶漬」を取材するために、神楽坂に向かったわたし。

予めプリントアウトしていた地図に沿って細い路地を入り、「石かわ」と書かれた小さな看板を頼りに、小さな入り口から中に入る。

出迎えてくれた店主の石川さんは、背が高く飄々とした感じのイメージで、人のよさそうな方。間違っても、気性の荒い頑固職人には見えない。

「暑かったでしょ〜。大丈夫でしたか?」と、まずはお茶を1杯ご馳走になりながら、胡麻茶漬けが生まれた経緯などを取材し、料理への思いを取材。

そして、話が一段落したところで、実際に商品を作ってもらうことになり、ここからは首からデジカメをぶら下げ、いざ厨房へ。

折りしも、テレビでは神楽坂の料亭を舞台にしたドラマが放映されていたんだけど、厨房にはまさにそれを地でいくような、若い見習いの調理人さんたちが数人いて、それぞれの持ち場の仕事を、淡々とこなしていました。

「じゃ、はじめていいっすか?」といわれて、目の前におかれたのは、見事な天然鯛。

それを3枚におろして、程よい大きさにしたものを串で刺し炭火でじーっくり、じーっくりと焼いていくのです。

もうね、厨房には炭の爆ぜる音と、香ばしく焼かれていく香りが徐々に充満していって、実は空腹だったわたしの食欲を、刺激しすぎて、たまらない。

さらに、炭火焼きの隣のコンロでは、昆布と鰹を使って、黄金色の一番ダシが、ちょうど出来上がるところ。
やばい、もうお腹が鳴ってる。
恥ずかし〜。

いい大人のくせに、美味しいものに対してはどーしても本能が隠せないのよね〜。

わたしが食欲と葛藤している間中、炭火の上にいた鯛の身は焼きあがったあとに、手作業ですべてほぐし身にして練り胡麻や少しの醤油、酒を加え、すりこ木であわせて最終的には、ペーストに近いところまで練りこんでいくんです。

最初にこの商品を見たときには、鯛の身の形もないし、美味しいのかな?どうなのかな?と思ったけど、食べてみて、その美味しさに感動し、この取材で知った丁寧な仕事ぶりに、美味しさの秘密を知ることが出来ました。

料亭らしく、包装形態にもとっても凝っていて、和風のとても品のある梱包に、なんだか封をあけるのがもったいないくらい。

料亭の名前をつけただけで、実は工場生産しているような商品とは、美味しさの違いが歴然!

贈り物としても喜ばれること、間違いなしですよ!

ご自宅でちょっと贅沢したいときにも、ばっちりです!

石かわの「天然鯛の胡麻茶漬」

取材時の写真

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