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こだわりの食を求めて 取材日記

2007/07/20 入江さんの八女茶<その2>

連日雨の中、たった1日だけ太陽が顔を出した超グッドタイミングでの取材。 茶葉農家の入江さんの畑は、福岡県と熊本県の県境にある釘山のまさに山頂にあるんです。

山道をぐんぐん登り、車1台がやっと通れるか否かの細道も勝って知ったる運転ですいすい走る入江さん。 道はさらに細くなり、最後はU字ならぬ「レの字」カーブを登りつめ、かなり急斜面の茶畑に到着。

今回は、跡継ぎでもある長男の隼之介さんも同行してくれたのですが、親子あうんの呼吸というか、入江さんが話している間は隼一郎さんは、だまってニコニコしている。

『今日はね、いのくちさんに1年でいちばん荒れた畑を見てもらおうとおもったんよ』と入江さん。

はて? 思い畑を見渡してみると、あら〜、ホントだわ。荒れてる、荒れてる〜!

『茶葉を収穫したあとから梅雨が終わるまでは、畑に入ると 土砂崩れとかを起こす可能性があるから、わざと手入れをしてないと』

「そうなんだ〜。でも、草すごいですね!」

『そうやろ!有機栽培はね、雑草との戦いよ』

「これ、いずれ抜くんですよね」

『そうよ。そりゃもう大変よ』

ちなみに、茶葉を収穫する直前の畑はこんな感じにきれいに刈りそろえられてます。

この茶畑は約25年前に入江さんが開墾したのですが、そのときはまだ、ガチガチの赤土だったんだそうです。
たしかに、畑の周りの土をみると岩盤のように固く赤茶色している。

その差を見るだけでも、土作りにどれだけの努力をされたかが伝わってくるんだけど、何しろ驚いたのは、畑の土を手にとって顔に近づけてみると、ほのかにあまーい香りがするんですよ!

それに、茶樹の根を少しだけ取ってみると、、、ほら、右の写真のように、土を巻き込むように細かく根を張っているんです!

1度たりともいわゆる農薬や化学肥料などを使ったことはない土にはたくさんの微生物が棲み、それを食べるミミズがいて、それを狙ってもぐらが来て、イノシシが来る。 

『うちの畑は、冬になればイノシシが耕すもんね。便利よ』と笑う入江さん親子とわたしを囲むように、ホトトギスの鳴き声があちこちから聞こえてくる。

そうなんですよ、これが自然と共存した農業なんですよね。

わたしは、入江さんのお茶を「有機で栽培されているから」という理由で選んだわけじゃない。 美味しいんですよ。 甘いんです。茶葉の芯からにじみ出てくる自然な甘さがね、しみじみさせてくれるんです。

恥ずかしながら、わたしはお茶を淹れるのがヘタなんですけど、それでも、入江さんの茶葉を使うと甘く淹れることができるんです。

一連の取材を終えて、隼之介さんに最寄り駅まで送ってもらったとき 「最初から跡を継ぐつもりだったんですか?」と聞いてみるとこんな風に言われました。

『いや、継ぐつもりじゃなかったんですけどね。自分が好きなことを仕事にしたいと思っていたら、この仕事を選んでました』

いいなぁ。 すごくいい親子だと思います。(*^_^*)

商品は、作った人の心根が表れるもの。入江さんのお茶が美味しいのは、彼らが楽しみながら農業をしているからなんですね。

「緑茶はみんな一緒」なんかじゃないですよ。本当に美味しいお茶を、ぜひ飲んでみてくださいね。  ギフトにも最適です!

〈取材・文 猪口由美〉
入江さんの八女茶 2袋
入江さんの八女茶 3袋

取材時の写真

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