あまりにも美味しくて、思わず商品名に「超」と付けてしまったチーズケーキ。
だけど、このケーキは、当初カタログに掲載する予定ではなく、突如として現れた商品だったのです。
まず、始まりはわたしの食べもの仲間の1人から、連絡が入ったことから始まりました。
「福岡に美味しいフレンチがあるよ」
美味しいという言葉を聞いてわたしが行動を起こさずにいられるわけがない。ちょうど福岡に出張が入っていることもあり、
お店に連絡を入れたところ残念なことに店休日とのこと。
残念に思っていたところで知ったのが、いくつかの商品が取り寄せできるということ。
そこで、大至急取り寄せをして試食、
「こりゃ、すこぶる旨いわぁ!」ってことで、即、取材の申し込みをしたのでありました。
お店の休み時間に合わせて伺い、カレーとハンバーグの材料や作る工程を取材。
オーナーの藤原さんは身体も発想も大きい方で、それに合わせて料理の方もがっつりとボリュームがあるクラシカルなフレンチ。
カレーとハンバーグだって、それを踏襲した味なのです。
その取材の途中で「実はさ、このケーキが、ものすごい人気なのよ」と食べさせてもらったのが、
わたしが「超」を付けずにはいられなかったチーズケーキなのですよ!
「へぇ、そうですか」と一口食べてビックリ!濃厚なんだけど、そよ風のような爽やかさがあって、
舌にずっしりと味わいが残るものの、あと味がサラサラとしている。
まさかの美味しさに、思わず「あの!これ。これも掲載させてください!!」と、お願いしまったのです。
現場での即断というのは、実はやったことがなかったのですが、これはもう間違いない!と即決した、
例外的美味しさのチーズケーキなのです。
美味しさの秘密は、材料の4割以上をクリームチーズが占め、
丁寧に仕込んだ生地は、何と低温で約2時間もかけて焼き上げていくのです。
レストランの厨房においてあるオーブンで焼くため、一日に最大8ホールしか焼けないという稀少品でもあります。
チーズケーキ好きは必食だし、贈り物にも最適。2008年03/21号で、味にうるさい食通の方に贈り、
大感激されたという美味しさを、ぜひ体験してくださいね。
そうそう。忘れちゃならない、藤原シェフのカレーとハンバーグ。
こちらだって、かなりの美味しさを誇ります。これについては、次号でしつこくご紹介しますね!