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こだわりの食を求めて 取材日記

2008/02/15 よろこぶ昆布締め〈その1〉

かれこれ2年以上前になるでしょうか。ある日、北陸で割烹を営む方から、商品の提案がありました。

『うちの昆布締めを食べてくれませんか?』 

昆布締めは、富山県周辺の郷土食で、刺身にした魚を昆布で挟んで、旨みを身に移したもので、個人的にも大好きな食べ物。

届くのを楽しみに待ち、到着とともにすぐ封を開けてみるとカジキマグロの切り身が姿を現した。

食べてみると、確かに旨い!
すぐに取材に行きたいほど、旨い!

が、しかし、即、掲載するには大きな問題があり、 わたしは、ご主人に連絡を取りました。

「とっても美味しかったんですけど、、、。今のままではあまりにも大量すぎて、お客さまも困ってしまうと思うんです」

実は、このとき送られてきた昆布締めは、確かにカジキマグロを昆布で挟んではいるものの、まるで海苔巻きのような形で グルグルとロール状になっていて、しかもその量が、ものすごく大量だったのです。

だけど、梱包形態を理由に諦めてしまうには、あまりにももったいないほどの美味しさだったので、 何とかパッケージや量について検討をしていただけないかと、お願いをしました。

さらに、まるで急かすかのように半年に一度くらいの割合で、ご主人に
「その後、どんな具合でしょうか?」
「梱包は、うまくいきそうですか?」
「商品ができるのを、お待ちしてますから」など、継続的に連絡を入れていました。

『忘れんで連絡いただいて、ありがとうございます。がんばりますから』という何度かのやり取りのあと やっと、『出来ましたから、送りますね』との連絡をいただいたのが、2007年の夏。

待ちに待った商品は、清楚な箱に入り、昆布もグルグル巻きではなく短冊状になっていて、残さずに食べ易い量にもなっていた。

冷凍になっていたので、冷蔵庫で解凍し、さらに常温に少し慣らしたあと、昆布を開きカジキマグロの一片を取り出し食べてみると、、、、、 う〜ん、相変わらず旨いなぁ!

程よく脂がのっているし、カジキマグロならではの堂々たる旨みも持ち合わせている。

刺身と昆布の間に敷いた千切りの生姜にも、程よい存在感があり薬味として活躍しているし、醤油がいらないくらいの美味しさだわ。

よっしゃ!しつこく電話して良かった! 

いつもはかなり淡白な性格なんだけど、旨いものを追求するときにゃ、わたしったら、ホントしつこいんだ。

早速、ご主人に御礼を言わなきゃ!
「もしもし、バッチリですよ!すぐにそちらに伺いますから!」

よ〜し、早速現地に向かうぞ〜!

・・・つづく。

〈取材・文 猪口由美〉
よろこぶ昆布締め 3種セット
よろこぶ昆布締め(真かじき) 2袋セット
よろこぶ昆布締め(真かじき) 3袋セット

取材時の写真

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