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こだわりの食を求めて 取材日記

2009/12/18 鳥津さんのじゃこ天

「セコムの食」の商品のなかでも、トップクラスに入るほど熱き職人である鳥津康孝さんは、ご自身でも「じゃこ天バカ」というほどの、生粋の職人なんです。

で、以前は「これが漁師のくいもんじゃぁ」という無添加のじゃこ天を作られていたのですが、あるとき鳥津さんから連絡が入ったんです。

『いのくちさん、実はもうどうしようもなくなって、「これが漁師のくいもんじゃぁ」の生産を中止したいんだけど、いいやろうか?』

理由は、原料であるホタルジャコという魚の水揚げが激減、というより、ほとんど水揚げされなくなったためなのだというのです。

わたしは、漁師のくいもんじゃぁが大好きで、どうしても中止してほしくなかったので、できる範囲の量でいいと再三お願いしたのですが、答えは、「できないと思う」とのこと。

かなりショックだったのですが、考えてみたら鳥津さんが商品の生産中止を申し出てくるということは、もうホントに立ち行かなくなっている以外にはありえないんですよね。

鳥津さんとしても、苦渋の決断だったはず。

それでも諦めきれないわたしは、しつこく「ぜひ、他の魚でチャレンジしてあの味を復活させて!」とお願いをしたんです。

それから半年以上経った頃、他の生産者の取材の合間に、鳥津さんの工房に立ち寄ったとき、新しいじゃこ天を試作に取りかかっていると聞き、大喜び。

完成したら、大至急送ってください!大至急ですよ!」

ほどなくして届いたじゃこ天は、これが漁師のくいもんじゃぁと同じ地味なグレーの色合い。

鮮魚のみを使う点は変わらず、ホタルジャコ100%から数種類の魚を使うことで、新たな旨みのあるじゃこ天を作ったのだそう。

早速、オーブントースターで軽く温めて食べてみると、、、、。

はぁ〜っ。 旨いわ!旨い!  さすがは鳥津さんだ。

しかも、今度は醤油味と塩味の2種類を作ってきた。もちろん、すぐに鳥津さんに電話。

「鳥津さん、おいしいですよ〜!さすがですね!」

『そうでしょう、そうでしょう!ホタルジャコで作っていたノウハウをすべて駆使してますからね』

「そうなんだ〜」

『それに醤油味を作ったのも、すっごくいい醤油に出会ったからなんですよ。出会いって、大切なんだよね』

それからひとしきり、「出会い」の大切さについて会話の華を咲かせたあと電話を切り、鳥津さんの商品が復活したことを心から嬉しく思いました。

鳥津さんのじゃこ天は、魚と塩もしくは魚と醤油のみしか使わないシンプルの極みのじゃこ天なんです。

だからこそ、ごまかしがきかないし、職人の力量が露出してしまう商品でもあるのですが、鳥津さんのじゃこ天に詰まった旨みは魚をそのまま食べているよりも深いんです。

見かけはかなり地味だけど、味で勝負の鳥津さんのじゃこ天は、「食通」の方にこそ食べていただきたい逸品です。

鳥津さんのじゃこ天(塩)
鳥津さんのじゃこ天(醤油)
鳥津さんのじゃこ天(塩・醤油)

取材時の写真

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