セコムの食TOP > 取材日記2018年 > ちりめん山椒

こだわりの食を求めて 取材日記

2018/8/3 ちりめん山椒

 久しぶりに訪ねたちりめん山椒の工房は、少し増築してはいたものの、19年前に初めて取材したときと同じように、やや大きめの両手鍋が4つ並んでいました。
 中西迪子さんは、ご主人の二三夫さんと一緒に呉服店を営んでいました。その合間に料理上手の中西さんが、お得意さんや親しい方々へのご挨拶に、とちりめん山椒を作ってお渡ししていたところ、それが評判となりちりめん山椒の工房を構えるようになりました。

 いざ、商売としてやろうとすると、おじゃこや山椒の仕入れなどゼロから始めないといけない。どこかで修業をしたツテがあるわけでもないので手探りで食材探しを行いました。
京都のちりめん山椒に使うおじゃこは、小さな粒ぞろいがよいとされています。中西さんが仕入れるおじゃこは主に宮崎や鹿児島、徳島で獲れた小さなおじゃこ。届いてからさらに店内で選り分けていきます。

山椒もまた、よいものだけを仕入れて工房内で下処理して色鮮やかな粒に仕上げていきます。ただし、その工程は企業秘密。噛んだ時に広がる山椒の香りの高さはだだひたすら丁寧な作業の積み重ねゆえ。旨み調味料や保存料などは一切使用していません。

ちなみにおじゃこを手作業で選りわけるのは、二三夫さんの仕事。炊きあげた後の作業には二三夫さんの存在が欠かせません。結婚して約50年。もう長い間、仕事の時も遊びに行く時も24時間ずーっと一緒にいるという、夫婦の鏡のようなおふたりの様子を見ていると、"気が合う"ということはこういうことなんだなということがよく分かります。

呉服店の時に作っていたちりめん山椒よりも一層おいしいものを作りたい。お店を出して以来、中西さんはどうやったらもっとおいしくなるかを考えながら工房に立ちづづけています。調味料はお酒とみりんと醤油。それぞれに無添加の品を選び、おじゃこを鍋に入れた後はずっと鍋の前に立ち、炊きあがりを自分の目と舌で確かめていきます。

 52歳でこの工房を始めた中西さんのパワーはいまだ健在で、ちりめん山椒には使わないやや大きめのおじゃこを濃いめのダシでしっかりと炊きあげた甘辛煮もまた美味。中西さんのくったくのない笑顔は周りを明るくし、両手鍋いっぱいに炊き上げるおじゃこは、多くの人を口福にしています。


〈取材・文 猪口由美〉
ちりめん山椒 商品のご購入はこちらから!
ちりめん山椒 5袋
ちりめん山椒 3袋
ちりめん山椒 2袋

たっぷりの山椒を加えて。
丁寧に炊いていきます。
出来たてのちりめん山椒。
中西さんご夫婦。

取材日記TOPへ

前の回へ

メールマガジン
「セコムの食」人気投票結果発表!
マンスリープレゼント
選べるギフト
人気定番商品
「セコムの食」オリジナル商品
お試しセット
梅特集
カスタマーセンタースタッフがオススメする逸品!
ポイントアップキャンペーン
お米特集
先月の売れているランキング
1位 選べるギフト 旨 選べるギフト 旨
2位 選べるギフト 彩 選べるギフト 彩
3位 選べるギフト 極 選べるギフト 極
4位 幻の塩数の子 幻の塩数の子
5位 シュトーレン 740g シュトーレン 740g
6位 洋食の福袋 洋食の福袋
7位 時しらず(時鮭) 切り身 時しらず(時鮭) 切り身

カタログ