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こだわりの食を求めて 取材日記

2018/11/1 簡単稲庭うどん

 最初はあまりに愛想がなくて、わたし嫌われているのかな?と思ったこともあったんですが、実はそうじゃなくてよかった。言葉少ない北国の、典型的な職人肌の生産者さんだから、そんな印象を持ったのかもしれません。今はもう阿部さんのペースにもすっかり慣れたから、とてもよいコミュニケーションが取れているんじゃないかと思っています。

 阿部充さんは、秋田県湯沢市で稲庭うどんの製造会社を営んでいて、阿部さん自身も手延べ麺職人として現場に立っています。「セコムの食」でご紹介しているのは、通常の乾麺ではなく、お湯をかけて数分で出来上がるインスタントの稲庭うどん。今回はその製造ストーリーをご紹介します。

 阿部さんがインスタント麺を作るきっかけになったのは、近所にインスタント麺の加工工場ができたことでした。稲庭うどんのみならず市場に流通している乾麺は、茹でるという工程が必要です。その当たり前ともいえる作業(手間)が消費者には面倒と思われていることもあってか乾麺の需要が芳しくない。それなら、その作業のいらないインスタント麺の製造をしてみたらどうだろう。そう思っていたところに、加工工場ができるとの話を聞きつけた阿部さんは、早速オリジナル麺の加工を依頼するためその会社に出向きました。

 快諾してもらい、いざ自分が手延べした麺を持ちこみ加工してもらったところで大きな問題が。なんと、おいしくなかったんです。阿部さんがこれまで手延べしてきた麺はあくまでもお湯で茹でて食べるためのもので、特殊加工をするためのものではなかった。それゆえ、いつもの麺とは食感といい喉ごしといいまったく違うも野になってしまったのです。

 それから阿部さんの挑戦が始まりました。それまで使っていた粉と水の配合、捏ね方、延ばし方、全てにおいて改良を加え、「もう何度試作をしたか分からないほど」試作を繰り返し、思う通りの麺に仕上がるまで1年以上もかかりました。最初に試作したものと最後に出来上ったものは、見かけは変わらないけど食べてみると食感がまったく違う。巷にはインスタント麺が数えきれないほど売られていますが、職人が本気で追求した麺には魂が込められているのがよく分かります。本気の味がします。

 稲庭うどんの特徴である平たい麺は、箸で持ち上げるとつややか。もっちりとした食感のなかに感じる強いコシと喉ごしのよさは、茹でたてそのものです。それが比内地鶏の鶏がらスープで作るスープを吸って、滋味豊かな味わいの麺になっていて、インスタントとは思えないおいしさ。熱湯をかけて5分で食べられますが、お湯をかけた丼ごと電子レンジで加熱したらもっちり感が倍増します!

 お客様が簡単においしく食べられるために職人がイチから再チャレンジした稲庭うどんは、リピーターが続出中。職人のプライドが光るインスタント麺です。


〈取材・文 猪口由美〉
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簡単稲庭うどん 8食
簡単稲庭うどん (かき卵付き) 8食

生地を寝かせて延ばす作業を繰り返します。
機械を使わず職人の手で延ばします。
延ばしきったらゆっくり乾燥させます。
生産者の阿部充さん。

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