贈答品のしきたりとマナー

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  • 冠(人生節目のお祝い・ご挨拶)
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冠(人生節目のお祝い・ご挨拶)

出産、七五三、入園・入学、卒業、 成人式、長寿のお祝い、栄転・昇進、新・改築など人生の節目にある、様々なお祝い事を指します。

「冠」は、元服つまり現代でいう成人式を意味しています。元服とは、「頭に冠をつける」ということで、奈良時代以降に行われていた「元服加冠」の儀式において、15歳になった男子が成人の証として冠を授けられたことからこのように呼ばれるようになりました。これに由来して、子どもが誕生してから成長していく過程を「冠」と呼ぶようになり、じょじょに人生の節目の祝いごと全般が含まれるようになりました。人が誕生してから亡くなるまでの間、人生の通過儀礼としての祝いごとを指すようになったのです。誕生祝いから始まって、出産内祝い、初節句、七五三、入園、入学祝い、卒園、卒業祝い、就職、就職祝い、成人式、結婚記念日、還暦祝いなどの長寿祝い、そして昇進、栄転祝い、受賞、新築祝い、快気祝いなども含まれます。

熨斗と水引

熨斗(のし)とは、贈答品や進物を包む紙や、のし袋の右上にあるのし包みのことで、「のしあわび」を略したものです。昔から祝儀と不祝儀を区別するために贈答品に添えられていました。本来は、あわびを薄く伸ばしたものですが、次第に和紙で折ったものへと変化しました。「縁を伸ばす」「喜びが伸びる」という意味がこめられています。

略式のときは、水引と一緒に印刷されたのし紙タイプを使ってもかまいません。ただし弔事には、「悲しみを伸ばす」ことにつながるので、のしは使いません。また、贈るものが、お肉や魚、卵、魚介類の場合は、「あわび」と「生物」で生ぐさ物が重なるのでつけないのがルールですから、注意しましょう。

水引

贈答品を包む上包みを結びとめるためのもので、もともとは細い帯状の紙が使われていたものが、現在のようなこよりや印刷したものになりました。水引がつけられた贈りものは、不浄なものではありませんという証になります。

祝儀には、紅白、赤白、金銀を、不祝儀には、黒白、白銀、銀のみ、黄白を使い、濃い色が右側にくるように結びます。お祝いごとには5本、7本、9本と奇数に、弔事の贈答品には2本、4本、6本と偶数にします。本数が多く、長いほど立派な水引になります。

蝶結び

出産や入学など何度も繰り返して欲しいお祝い事には、簡単にほどいて結べる蝶結びにします。

結び切り・結び留め

結婚のようにおめでたいことでも、「再度、繰り返してほしくない」場合は、解けない「結び切り」、「結び留め」を使います。

結び切り

弔事など二度とあって欲しくないときは、結び切りで、色は黒白などの弔事用を使用します。

冠の贈答品

出産・出産内祝い

赤ちゃんの無事の誕生を祝って贈るものです。また、お祝いをいただいた方は、「内祝」として、お返しをすることになっています。

七五三・子供の成長

子どもの健やかな成長を祈るため、成長の区切りとなる3歳の男女、5歳の男の子、7歳の女の子を神社に参拝して、お祝いします。

合格・入学・卒業・就職

多くの場合、卒業祝いと入学祝いが続きますが、入学祝いを優先させます。新しい門出をその年代に合ったプレゼントで、祝福してあげましょう。

還暦・長寿祝い・敬老の日

長寿のお祝いは、60歳の「還暦祝い」からと言われていますが、その後も、70歳の「古希」、88歳の「米寿」、99歳の「白寿」など100歳まで節目ごとにお祝いします。

病気見舞い

病気で入院している方へのお見舞いは、持参する品について配慮しなくてはいけないものがあります。また、病状などによっては控えた方がよい場合もあります。

災害見舞い

誰かが災害にあったことを知ったら、できるだけすぐに電話を知れて安否を確認します。見舞いの品は、すぐに役立つものは何かを考える必要があります。

陣中見舞い

スポーツの練習や合宿、舞台など、関係者の激励のために、食べ物や飲み物などを差し入れます。日本舞踊などの和のおけいこ事には、別のしきたりがあります。

快気祝い・退院祝い

入院中にお見舞いをいただいた人に、「無事に病気(ケガ)が治りました」という報告とともに、心配をしていただいたことに対するお礼として贈ります。「全快祝い」ともいいます。

新築・改装・改築・増築祝い

新しく家を建てたり、増築した方から、新築・増築披露に招いていただいた場合に贈るものです。基本的に親しい間柄で行われるお祝いです。

引っ越し祝い

新居に引っ越す場合など、おめでたい引っ越しの場合に贈るお祝いです。ただし、新居の披露に招かれたときだけ贈るようにします。

引っ越し挨拶

「向こう三軒両隣」と言われますが、引っ越した先で新しくお世話になるお宅を1軒1軒訪問して、手土産を持参し、新しく引っ越してきた者として挨拶をします。

表彰・入賞・受賞

ある分野でのその人の功績や貢献などを国や団体から表彰されたときに贈ります。祝賀会が行われることもあります。

展覧会

開催のお知らせを受けたら、できる限り会場に足を運ぶようにします。その際、簡単な手土産やお花などを持参しましょう。

昇格・栄転祝い

職場の上司や同僚、または後輩の栄転・昇進を祝って、職場単位で祝賀会を開いたり、お祝いの品やお餞別などを渡すのが一般的です。

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