贈答品のしきたりとマナー

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祭(お中元・お歳暮・年中行事)

もともとは先祖の霊をまつる事全般を指します。伝統を祀り、感謝を伝える祭礼のことです。1年の主要な年中行事(父の日や母の日等)やお中元・お歳暮も含みます。

「祭」は、先祖の霊をまつることを指しますが、広くは元旦から大晦日までの一年の節目となる伝統習慣・年中行事のことです。秋の農村では、家内安全・無病息災とともに豊作を祝う儀式が行われ、漁村では漁師たちの無事を祈り、大漁を祝う儀式が行われていました。夏に、お中元を贈る習慣は、半年間無事に暮らせたことを祝い祖先の霊を供養することから始まっています。「祭」は、日本人の生活において、季節ごとの節目の行事として定着したもので、お正月の行事に始まり節分、お彼岸、七夕、お盆、お中元、お月見、お歳暮、冬至、大晦日の年越し行事などが含まれます。

熨斗と水引

熨斗(のし)とは、贈答品や進物を包む紙や、のし袋の右上にあるのし包みのことで、「のしあわび」を略したものです。昔から祝儀と不祝儀を区別するために贈答品に添えられていました。本来は、あわびを薄く伸ばしたものですが、次第に和紙で折ったものへと変化しました。「縁を伸ばす」「喜びが伸びる」という意味がこめられています。

略式のときは、水引と一緒に印刷されたのし紙タイプを使ってもかまいません。ただし弔事には、「悲しみを伸ばす」ことにつながるので、のしは使いません。また、贈るものが、お肉や魚、卵、魚介類の場合は、「あわび」と「生物」で生ぐさ物が重なるのでつけないのがルールですから、注意しましょう。

水引

贈答品を包む上包みを結びとめるためのもので、もともとは細い帯状の紙が使われていたものが、現在のようなこよりや印刷したものになりました。水引がつけられた贈りものは、不浄なものではありませんという証になります。

祝儀には、紅白、赤白、金銀を、不祝儀には、黒白、白銀、銀のみ、黄白を使い、濃い色が右側にくるように結びます。お祝いごとには5本、7本、9本と奇数に、弔事の贈答品には2本、4本、6本と偶数にします。本数が多く、長いほど立派な水引になります。

蝶結び

出産や入学など何度も繰り返して欲しいお祝い事には、簡単にほどいて結べる蝶結びにします。

結び切り・結び留め

結婚のようにおめでたいことでも、「再度、繰り返してほしくない」場合は、解けない「結び切り」、「結び留め」を使います。

結び切り

弔事など二度とあって欲しくないときは、結び切りで、色は黒白などの弔事用を使用します。

祭の贈答品

お中元

日頃お世話になっている親戚、兄弟・姉妹、職場関係の人などに、感謝やお礼の気持ちをこめて季節の挨拶として贈ります。

お歳暮

お世話になった人に一年の感謝の気持ちをこめて、贈ります。昔は、塩鮭や数の子などの正月用品を贈るのが習わしでした。

お年賀

日頃、お世話になっている上司や実家、先生のお宅などに年始のあいさつに伺う際、手土産を持参するのがお年賀です。

お盆・お彼岸

旧暦の7月15日を中心に親戚が集まり、祖先の霊を迎えて供養する仏教の行事です。お盆の期間は、地方によって異なりますが、一般的には、8月13日〜16日に行われます。また、風習も地方によって様々です。

初節句

生後初めて迎える節句のことを「初節句」といい、ひな祭りは3月3日、端午の節句は5月5日のこどもの日に祝います。

ひな祭り

3月3日を桃の節句といい、ひな人形を飾って女の子のすこやかな成長を祝う日です。平安時代から始まった風習と言われています。

端午の節句

5月5日の端午の節句に、鯉のぼりや武者人形と言われる5月人形やよろいを家に飾り、健康と出世を祈る男の子のお祝いです。

母の日

5月の第2日曜日が母の日とされています。日頃の感謝の気持ちをこめて、赤いカーネーションやプレゼントを贈ります。

父の日

6月の第3日曜日は父の日。母の日に対して、制定されました。シンボルフラワーは、バラの花です。

バレンタインデー

欧米では、男女問わずお互いにカードなどをやり取りしますが、日本では、女性が男性にチョコレートを贈り、愛を告白する日とされています。

ホワイトデー

バレンタインデーにチョコを贈ってくれた女性に、3月14日にそのお返しとして、クッキーやチョコレート、お花、プレゼントを贈る日です。

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